■花粉症とマスク


花粉症の方のマスクの選び方

花粉症の予防対策としてマスクはかかせない物です。最近は毎年マスクの新製品がでる程です。


花粉症対策としては、普通のガーゼマスクを2枚重ねて使うダブルマスクにするのもよいでしょう。保温・保湿の効果を高めるためには、ガーゼマスクの上に不織布のマスクをするとよいです。ウイルスの侵入を防ぐのに適しているのは、SARS(重症急性呼吸器症候群)や鳥インフルエンザの対策として使用されるN95マスクですが、このマスクは肌とのすき間がないように密着しなければいけないので、息苦しいのが難点です。


花粉症の予防には、日常的にマスクを着けることが効果的ですので、一般に市販されているマスクで装着しやすいものを選ぶことが重要と言えます。通勤通学時や人ごみへ出掛ける時などに、マスクをすることを忘れないように心がけることが花粉症予防には大切なことなのです。


花粉症対策マスクの形状

花粉症対策のマスクは、まず形状で分けますと、立体型のイーグルタイプと平面型のプリーツタイプに分類されます。形状を選ぶときには、自分の顔の形に合わせて選ぶことが大事です。


花粉症の人は、できるだけ頬や鼻あたりの隙間が少なく着けられるものを選びましょう。立体形状のイーグルマスクは、顔にフィットしやすいのと、空間がマスクと口の間に出来ますので息苦しさが軽減されるのがメリットです。また、マスクに口紅がつきにくいというのも、女性にとっては魅力のひとつです。プリーツタイプの花粉症対策マスクは、マスクのプリーツを伸ばして、自分の顔に合わせて大きさを調節できるのが特徴です。鼻全部から顎まで覆うことで、花粉の侵入を防ぐので、花粉症の人にはこの着け方が適しているでしょう。


花粉症対策マスクの素材

花粉症対策のマスクは、素材で分類しますと、大きく分けて「不織布」と「ガーゼ」の二つのタイプに分類されます。


不織布とは、繊維同士を結合させることによって、糸を織らずに作られているシートのことを言います。不織布は繊維が不規則に並んでいるので、構造的にガーゼよりも花粉症の原因となる花粉が付着しやすいという特長があります。


ガーゼマスクも、最近では多層構造になったものが増えているので、一概に不織布のマスクのほうが花粉を除去しやすいとは言えません。ガーゼには、肌ざわりがよく、肌の弱い人に向いているという利点もあります。ガーゼマスクを選ぶ場合は、フィルターが入っていて何層かになっているものを選ぶことが花粉症の予防には大切なことと言えるでしょう。花粉症を予防するためのマスク選びには、自分の肌のタイプやマスクの構造を考えることが必要なのです。


カテキンマスクで花粉症予防

花粉症対策マスクは現在様々な成分を含んだものが発売されています。ここでは、カテキンを含んだマスクをご紹介します。


カテキンとは、緑茶から抽出された成分で、抗菌、抗ウイルス、抗アレルギー効果がある成分です。ウイルスに対しては、カテキンがウイルスの表面にくっつくことによって、ウイルスのはたらきを抑えます。さらに、カテキンが体内の細胞にくっつくので、ウイルスから体を守るはたらきがあるのです。


花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギー症状には、未だこれといった効果的な治療法がありませんが、最近の研究でカテキンがこうしたアレルギー性の病気を抑制するということがわかってきました。花粉症対策としても有効な、このカテキンをエア・フィルターに添着させて、それをマスクに装着させたものが、「カテキンマスク」という商品名で販売されています。インフルエンザのウイルス、雑菌もしっかりと除去し、
花粉症の原因となる花粉もしっかりブロックしてくれるものです。


キトサンマスクで花粉症予防

キトサンも花粉症対策のマスクに使われている物質です。


キトサンとは、カニやエビなどの殻に含まれている成分で、抗菌作用があります。ウイルスや微生物の繁殖を防ぐ効果もあり、花粉症などのアレルギーの諸症状にも効果が期待できると言われているものです。また、この成分は皮膚の炎症を防ぐという効果もありますので、お肌の敏感な方にも向いています。


このカテキンを使ってある花粉症用マスクをご紹介します。「FCキトサンガーゼマスク4ガード」は、天然の抗菌剤としてキトサンを使用しています。強力3層フィルターによって、花粉、ハウスダスト、ウイルス、窒素酸化物などを防ぐ効果があります。「CARES抗菌ガーゼマスク」は、花粉補修率は99%以上です。これは、2枚の帯電フィルターと、キトサンを練りこんだ抗菌フィルターによる効果です。「イーグルマスク」は、キトサン抗菌防臭フィルターと、特殊静電フィルターによって、ガーゼの目では通してしまう1ミクロン以上の粒子をキャッチしてほとんど通さない高機能マスクです。


花粉症対策としての濡れマスク

花粉症の方は鼻の症状が多く、鼻づまりなどで口呼吸になるために、喉を痛める場合があります。それを防ぐには、少しマスクを湿らせて使うのがよい方法です。しかし、普通のマスクや花粉症用ガーゼマスクでは、なかなか適度に長時間湿らせることはむずかしいという難点があります。


それを改善する商品が「濡れマスク」として発売されています。「のどぬーるぬれマスク」は、フィルターの中に水分があり、それが呼吸によって蒸気となり、それで喉を潤します。マスクは不織布使用で、フィルターは鼻呼吸の邪魔にならない形になっています。「アクアバリア」は、水を含ませて使うタイプの商品です。水を多めに含ませてもサラッとしてベタつかず、肌ざわりが快適です。こういった商品を使用することによって、鼻や喉の粘膜に適度な保湿効果を持続させ、痛んだ粘膜の負担を減らすことが出来ます。花粉症でお悩みの方は、こういった商品を利用してみるのもよいでしょう。