■花粉症の原因


花粉症の原因になるものについて

花粉症の原因花粉症の原因は、花粉に接しているうちに後天的に免疫が作られ、それから再び花粉に接することで免疫反応が過剰になるということです。つまり花粉症は植物の花粉が原因のアレルギー反応なのです。体の免疫反応が過剰になり、結膜炎、鼻炎などの症状が引き起こされるのです。原因となる花粉は、花粉が飛散する時期によって3つに分けることができます。2月から5月に飛散する木本植物(スギ、ヒノキ科、マツ科など)、3月から10月に飛散するイネ科草本植物(ナガハグサ、カモガヤ、オオアワガエリなど)、8月から10月に飛散する雑草本植物(ブタクサ、ヨモギ属、イラクサ科など)です。これらの花粉と車の排気ガスの相乗効果についても研究されており、様々な原因で花粉症が発生することが指摘されています。


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遺伝は花粉症の原因となるのか

花粉症の原因花粉症の原因となる花粉と接触しても、花粉症を発症する人もいれば発症しない人もいます。花粉症はアレルギー性の病気であるため、その原因のひとつには遺伝が関わっています。アレルギー体質の遺伝はとても複雑な問題です。親がスギ花粉症の遺伝子を持っていても、その子供が気管支喘息やアトピー性皮膚炎を発症する場合もあります。確定的なものがないので割合はあえて書きませんが、母親がアレルギー体質の場合、子供に遺伝する確率が高くなるという説もあります。また、遺伝して必ず症状を発症する訳ではありません。環境的な条件を挙げてみますと、食生活や生活環境、生活習慣など色々な原因が関わっています。ですから、花粉症などのアレルギーの原因は遺伝のみで決定されるものではありません。


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花粉症の原因となっている環境

花粉症の原因花粉症の原因のひとつとして「大気汚染が関係しているのでは」という報告があります。大気中のデイーゼル排気ガスの微粒子が体の抗体が作られるのを増やし、それによってスギ花粉に対する過敏性が強くなることが多く指摘されているのです。その他二酸化窒素や煙草の煙なども大気汚染の原因であり、花粉症の悪化の原因になるという説もあります。しかし一方では様々な大気汚染が花粉症の原因であるという関係性については、それを否定する調査結果もあり、一概には肯定できません。そして、もうひとつの原因として挙げられるのは1960年以降に植林された大量のスギです。戦後はスギの人工林が増えていきましたが、1970年代のオイルショック、1980年代の円高以降海外の安い木材が輸入されるようになると、国内の林業は衰退していったのです。それが原因で、スギの花粉が飛ぶ30~40年もののスギ林に手入れが行き届かなくなり、人工林が荒廃してしまったのです。そのため多くのスギ花粉が飛散している状況にあると言えます。